2007年06月 アーカイブ

2007年06月01日

至福のとき

6-2%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B0.JPG
今夜は満月です。羊舎も美しい月に照らされています。夜空を仰いで月や星に思いをめぐらせ時間がゆっくり過ぎてゆく、、、。至福の時。月曜日に国道40号沿いのミニ牧場に移動していたポニーの親子が戻ってきました。やっぱり青草の時期は放牧地で思いっきり走り回った姿がよく似合います。丘の上の我が家にお帰りなさい。という訳でポニーをごらんになりたい方はチョット(車で3分)だけ足をのばしてください。

2007年06月03日

飼育担当の深田さんです。

6-4%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B0.JPG

続きを読む "飼育担当の深田さんです。" »

2007年06月04日

侮(あなど)るべからずタンポポ

6-5%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B0.JPG
先日放牧地に生えたタンポポについて書きましたが、主人の飲み友達で大学の先生からメールをいただきました。【先生:たんぽぽは血圧によくサラダにするといいのです。フランス語で「ライオンの歯」(dent de lion)という言い方と「寝床の小便」(pissenlit)という言い方があり、前者は葉の形状からですが、後者はタンポポの葉の効用から来ている?と聞いたことがあります。おねしょうするというのではないでしょう。】さすがフランス語ペラペラ、早速タンポポについて調べてみました。(本当にインターネットって便利)先生のいうとおり穏やかな利尿剤とか食欲刺激剤として乾いた葉を熱湯を注ぎ煎じ薬として飲むことができるそうです。タンポポを侮ってはいけませんね。そうそう日曜日に「すみません。ここでめん羊をみることができるのですか?」若いお母さんと赤ちゃん、それにお婆ちゃん(あまりにも若すぎる?)と3人連れの車が入ってきました。「どうぞ!どうぞ!自由に遊んでいってください。」仔ひつじの写真をパチリ!ポニーの写真をパチリ!親ひつじの頭をなぜて、にっこり。羊舎を出て、若いお母さんが丘からの景色をみて小声で「美瑛に行く必要なんかないね。」お婆ちゃんが「ほんとに」。思わず、私と亭主もにっこり。みんないい笑顔で、タンポポの花言葉のようにふあふあした綿毛が飛んでゆく風情、気持ちの良い「別離」でした。追伸 関西の河内長野市からの短い時間のお客さま、また是非いらしてください。

2007年06月06日

明日は待望の雨!

  6-6%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B0.JPG 北海道の北部に位置する当地も、ようやくストーブの火が無くとも朝夕の食事が出来る季候となりました。そうなると急に26℃を超えてしまい暖かいが暑―い!!に変わります。畑に植えられたビートたちは1週間以上雨の無い中、じーっと耐えています。朝7時に放牧地に出される羊たちは、青草は旨いけれど、この暑さはきついなーと思っているかも・・・・明日は待望の雨が期待できそうです 笑う

追伸・・・寝込んで元気になった寒太郎が、人間の側には寄ってこなくなっていたのですが(多分、注射嫌い)、完治後はじめて主人の側に寄ってきて指をチューチューと吸っていました。驚きです・・・

2007年06月07日

農業者って負け組?(温泉場の会話) 

6-7%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B0.JPG  【農家のおじさん】朝もはよから日が落ちるまで働き、嫁さんはそれから食事の支度、子どもの世話、まして牛や羊のように生き物がいたら休みもない。おまけに見入りも少ない。気が付いたら農機具の借金だけ。そんな農業ならやりたくもない。農家なんて継がせたくもないし、子供たちは継ぐ気もない。
【うちの亭主】それって農業のせいではないと思うよ。
【農家のおじさん】別に大企業みたいにGWに9連休なんて夢みたいなことを望んでるわけじゃない。人間らしい生活がしたいだけさ。                                                                  【うちの亭主】難しい話はおいといて、企業経営のやり方で農業をすればいいんじゃないの?時間外手当を払い、交代で休日出勤をし、大規模農業で省力化をはかり、農業従事者は稼ぎ人になればいいと思うよ。わざわざ都会から税金いっぱい使って工場誘致なんかしなくてもいいんじゃないの!最近はそんな話もないけどね。
【農家のおじさん】そんな簡単なわけにはいかないよ!出面とりは楽だけど、農業は愛情を注いだ分だけ、作物は答えてくれるからなあ?張り合いがなあ?
【うちの亭主】  出面とりと思うからダメなんだよ。自分も株主になって配当もらわなきゃ!もちろん今までの組合方式じゃいけないと思うけどね。農業って楽しくないの?
【農家のおじさん】そりゃ楽しいこともいっぱいあるよ。
【うちの亭主】それじゃみんなで農業の楽しさを味わってもらい、そして農業者を勝ち組にしましょう。
【農家のおじさん】しずおさん!がんばってや!                                                                             【うちの亭主】?????                                                                             黒糖焼酎【里の曙】を飲みながらの亭主のつぶやきでした。

2007年06月12日

神様のいたずら?

6-12%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B0.JPG

おてんとう様の日差しも初夏らしくなり、のどかで北海道のさわやかな6月となっていますが、こちら川西地区は週末に悲しい出来事がありました。恵みの雨であれば喜びとなるはずが、想像を絶する局地的な豪雨となり、1時間も降らなかった雨が、大地にしみこもうとせず鉄砲水となって表土を流してしまいました。美瑛にもまけない美しい丘陵地帯があだになってしまったということです。日曜日に川西地区を歩いてみましたがいたるところで表土が流され農家の人たちが憔悴しきった顔で後片付けをしていました。80歳になるおじいちゃんが「こんなにひどい雨は始めてだ」と話をしていました。
天災ということでそれを受け入れるほかないわけです。
学生時代にビデオでクラークゲーブル、ビビアンリー主演の「風を共に去りぬ」を観ました。ビビアンリーが演じるスカーレットオハラが幾多の困難に立ち向かい克服してゆく姿に感動をうけました。最後のシーンに「"いやなことは"今日考えずに明日のことは明日考えよう」とありました。.
“強いなあ”私もできるかなあ~。

2007年06月15日

♪雑草(あらぐさ)の実がうれて  ♪土深く芽生える朝に わが母こそ太陽

6.15%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B0.JPG  

集中豪雨が雷とともにやって来て、長年農家の人たちが培ってきた表土が連れ去られて1週間になります。それでも自然の営みは何もなかったように続き、雑草は芽を出しています。雑草は踏まれても踏まれても萌えひろがっていきます。この力強さ、たくましさ農家にとって、やっかい者でしかない雑草でも、こんなときは教わることがあります。雑草(ざっそう)ではなく雑草(あらぐさ)と呼んであげたい。そんな気持ちです。                                                               川西地区での今回の被害は21戸(しずお農場も含む)で小豆、ビート、かぼちゃなどで約53haにおよび、道北日報によりますと農家の人から「体験したことがない災害で、どこから手をつけてよいかわからない。」「これまで長年努力してきた良い土が1時間あまりで流れてしまった。」「もう一度氾濫が起きたら農家をやめるしかない」という声が聞こえていたそうです。でも川西自治会の奥山会長を先頭に心を新たにして地区再生に向けての活動がはじまりました。悪天候のせいで「NO天気」なことはことは言っていられませんが、私も腕をまくり雑草(ざっそう)取りからはじめましょう

2007年06月19日

なんとかならないかなあ!

6.19%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B0.JPG 我が家の近くから購入した土地に古いサイロが立っています。持ち主だったおじいちゃんに聞くと戦後(日露戦争ではありませんよ)まもなくおじいちゃん自身が自分でブロックを積み上げてつくったそうです。「昔は左官屋さんなんかに頼むカネなんか、もったいないから皆んな自分でつくったもんさ。でもこったらもんどこがいいんだ」。こったらもんがいいんだなあ。解体寸前に一時停止。このサイロをあそこの丘に移築して、屋根を葺き替えて赤い色、壁は古臭さを残して黄土色がいいかなあ、、、「♪~緑の丘の赤い屋根♪~」 夢が広がる一方です。でも現実は厳しいもんだ。誰がするの?費用は?                                                 地方都市の駅におりると、どこも、かしこも同じような建物が立ち並び、サラ金の看板が乱立していた時代。それが過ぎシャッター通りに大きく変革(??)してしまった商店街。「スクラップアンドビルド」の掛け声のもと古い物がキタナイもの、ジャマなもの化して, 私たちのふるさとを壊し、なくしてしまった。田舎は人がいなくなったリトル東京だ。
「おじいちゃん!今でもこれ移築できる?」 
「手さえ貸してくれればなあ~」 
「じゃ考えるね、おじいちゃんのアルバイトにもなるし 照れる 」  
古い物や古い人に優しく、木や鳥を愛で自然に優しい人であり続けたい。コムスンのように古い人を食い物にする人はレッドカードです。 私たちだってすぐに古い人になるのにね。

2007年06月20日

きれいだね!

6.20%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B0.JPG
只今つつじが満開です。沖縄では、3月に開花が始まるわけで、ホント日本って縦長なのですね。最高気温は平年どおりとなり、23~25℃と成っていますが、しずお農場のあるあたりは平地よりは少し標高がある丘の上なので街なかの気温より2~3度低いわけです。朝晩は空気が冷え、長袖のジャンバーは必需品です。寒さのせいか?今朝はミルクとココアの姉妹山羊も体を寄せ合っていました。汗ばむ仕事が多い農作業の人たちには、しのぎやすい季候です。お天気が続きましたので、16・17日と刈取りした牧草が本日ロールとなります。刈り取って日干ししている間に雨が降ってくると牧草の栄養価がグーンと下がってしまうそうです。ほんと農業は気候に左右される事業だと思う日々です。つつじは「そんなことは関係ないわ!」といってるように、短い花の命を鼓舞して咲き誇っています。

2007年06月22日

優しいはおいしい!

6-22%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B0.JPG  

雪印から始まり、不二家、今回のミートホープ社の問題、消費者意識が高いと思っていた日本で「よくもまあ」と思うくらい次から次と、、、、。畜産業の仲間入りをして1年弱、「食の安全」についても自分の問題として考えなければいけません。今日の朝日新聞に「海外では家畜に優しい飼育方法は、食の安全につながって消費者の利益になる」また「EU全域では鶏のケージ飼いを段階的に廃止する」とありました。しずお農場のひつじ達は「家畜の福祉」そのものです。いつも清潔で広々とした羊舎で過し朝晩は適度なコーンなどの配合飼料、7:00~16;00までは放牧地で過しています。 1日中暗くて、狭い畜舎で飼われ、栄養価の高い輸入穀物を与え続けている羊と比べればコストは上がりますが安心・安全の点からいっても自信をもって供給できます。                                                                                                                                                              「しずおさんの肉はストレスなく健康に育った羊肉です。」                                           これをキーワードに PRできればいいなと思います。

2007年06月25日

雨の後の晴れ ヽ(´ー`)ノ

6.25%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B0.JPG昨日の日曜日は曇り空からはじまり、午後より雨が降りとても良い休日となりました。サラリーマン家庭だとお休みの日が雨だと悲しいわけですが、私たちのように自然相手の商売は、皆がお休みに雨が降ってくれて、出勤してくる日が晴れてくれるとホントうれしいものです。本日は一日中曇りなのかしらと思っていましたが、午後よりお日様の陽が降り降り注いでくれてます。畑の作物は雨の後の晴れで最高の日となってます。
ニュースにて北見の断水の事故をご覧になった方もいらっしゃるかと思いますが私たちは日常の生活で慣れすぎている便利さについて考えさせられる機会なのかの知れません。今は水も電気も当然のごとくに使っていますが、それがないと思うとゾットします。
水や電気を大切にし、二酸化炭素の排出を減らして温暖化現象に少しでもと思うのはわたしだけでしょうか?

2007年06月27日

やぎさんは高いのがお好き!

6.26%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B0%EF%BC%92.JPG動物番組に出てくるヤギはどんな種類であろうとみんなとんでもない断崖、絶壁をいとも簡単に登り降りしていました。ようし!うちのやぎs(ミルクとココア)にもと思って、使っていない花台をおいてみると、ピョンピョンと登ったり降りたり。ひつじの飼育担当の深田君が電線を巻いてあったボビンをおいてみたら、さらに楽しそう。
よっしゃ!会社の資材置き場においてあったボビンをもうすこし持ってきて重ねてみたら、
面白そうに遊んでいます。さあてボビンをどんな色に塗ってあげようかな!ケバイのもいやだしね、、、。     最近ディケアセンターのマイクロバスが毎日のようにやってきます。ばあちゃんやじいちゃんたちがうれしそうにヤギやひつじをながめたりさわったりしています。
動物とのふれあいってこんなに優しい顔になるの。きっと見ている私も優しい顔しているのね。
「ウーーーンいいなあ」お年寄りや子どもを大切にする日常。毎日が敬老の日、子どもの日でありたい。これからは暑い日もあるので冷蔵庫に冷たい麦茶でもいっぱーーーい冷やしておきましょう。

やぎさんは高いのがお好きⅡ!

6.26%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B0.JPG

2007年06月30日

悲しいな~!

%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B06.30.JPG
羊さん達の放牧地のネットがいろいろなところにはりめぐらされています。今日の放牧地が一番の楽園(パラダイス)に思えます。白樺などの木立がほどよい日陰をつくり、美味しそうな青草がたっぷり、まるで軽井沢なみの高級リゾート地に来たようです。6/27にとても親しくしていた人の42歳の娘さんが、旦那さんと小学2年生の女の子を残して肺癌(正式には肺皮腫)でなくなりました。具合が悪いと病院にいって2ケ月足らずのことで、あまりにも死を迎えるには早すぎます。愛孫と一緒に娘を見送る親は、、、、。やるせなさすぎます。今日は父と亭主と3人でお通夜に出席。天国で静かに眠ってください。人の世の悲しみをよそに自然は容赦なく営みを継続し春がゆき、夏が来ようとしている。【二人で紡いだ物語】米沢富美子著